「Windowsアップデートって、やった方がいいんですか?」
「前にやったら、NASに繋がらなくなって大変だったんですけど…」
「結局、やるべき?やらないべき?」
NASやプリンターを使っていると、更新後もいつもの作業ができるか気になります。この記事では、更新前の準備と、更新の失敗・周辺機器の不調を分けて確認する手順をまとめます。
更新には脆弱性の修正が含まれるため、長期間放置せず、再起動できる時間を確保して進めましょう。2026年9月9日時点のMicrosoft公式案内を参照しています。
この記事では、「アップデートはした方がいいけど、不具合が怖い…」というあなたのために、
- アップデートを“安全にやる”ための3つのコツ
- よくあるトラブルとその対処法
- 復元ポイントとファイルのバックアップの違い
を、初心者にもわかりやすく解説します。
家族の写真や大事なデータを守りつつ、安心してアップデートを進めるために、この記事を最後まで読んでくださいね。
Windowsアップデート、やるべき?やらないべき?
結論から言うと――Windowsアップデートは「基本的にやるべき」です。
なぜなら、毎月のアップデートにはウイルスの侵入口をふさぐ「セキュリティ修正」が含まれているからです。
更新だけですべての攻撃を防げるわけではありませんが、公開された修正を適用することは基本的な対策です。会社の管理PCは、組織の更新ルールに従ってください。
でも「やればOK」と言い切れない現実も…
とはいえ、「アップデートしたらプリンタが使えなくなった」「NASが認識されない」「業務ソフトが落ちる」などの不具合は、現実に起きています。
ドライバーやソフトの互換性、認証・接続設定などが関係する場合があります。更新直後に起きても、原因が更新そのものとは限らないので、エラー表示と影響範囲から確認します。
つまり、やるべきだけど、“やり方”が大事なんです。
事前のバックアップと動作記録があると、不具合が起きたときに確認・復旧を進めやすくなります。
Windows 10 バージョン22H2の通常サポートは2025年10月14日に終了しています。使い続ける場合は拡張セキュリティ更新(ESU)の対象・登録条件を確認し、Windows 11への移行も検討してください。通常の更新操作だけでサポート期間が延びるわけではありません。
トラブルを防ぐ3つの鉄則(実践編)
Windowsアップデートを安全に行うには、やみくもに「今すぐ更新」を押すのではなく、ちょっとした準備が大事です。
更新前に、次の3点を準備してください。
1. 更新内容と再起動する時間を確認する
更新を一律に数日待つのではなく、Windows Updateの案内と対象PCの既知の問題を確認します。作業を保存し、再起動できる時間を確保してください。更新が失敗する場合は、エラーコードとKB番号を記録してMicrosoft公式の更新トラブル対処を参照します。
2. 復元ポイントとファイルのバックアップを準備
システムの復元は、復元ポイント時点のシステムファイルや設定へ戻すための機能です。写真や文書のバックアップの代わりにはならず、すべての不具合を戻せる保証もありません。Microsoft公式のシステムの復元の説明を確認してください。
大切なファイルは、更新前に別の保存先へコピーし、開けることを確認します。保存先の分け方は家庭の写真・文書のバックアップ戦略にまとめています。
3. チェックリストで“正常状態”を把握しておく
最後のコツは、「アップデート前の正常な状態」を自分で把握しておくこと。
たとえば、以下のようなチェックリストを作ってみてください:
- NASにアクセスできる(エクスプローラーから)
- プリンタが印刷できる
- 業務用アプリが起動・動作する
アップデート後に「なんかおかしい…」と感じたとき、「もともとどうだったっけ?」と迷わなくて済みます。
設定画面をスクリーンショットやスマホの写真で残すと、後から比較しやすくなります。共有する場合はユーザー名などの個人情報を隠してください。
「更新内容と時間の確認」「バックアップ」「正常時の記録」をそろえてから進めます。復元できると思い込まず、保存したファイルが開けることも確かめましょう。
更新に失敗する・再起動を繰り返すとき
まず「Windowsが起動するか」と「更新処理が進行中か」を分けます。画面に進捗が出ている間に、電源を何度も切ってやり直すことは避けてください。
| 現在の状態 | 次にすること |
|---|---|
| Windowsは起動できるが、同じ更新が失敗する | 更新履歴のKB番号・エラーコードを控える。電源、空き容量、通信状態を確認し、Get Help(ヘルプの取得)のWindows Updateトラブルシューティングへ |
| 再起動待ちと表示される | 開いている作業を保存し、設定画面の案内に沿って再起動する |
| 起動できない・自動修復を繰り返す | 画面の文言を記録し、Microsoftの回復手順またはPCメーカーに相談する。初期化を先に選ばない |
エラーコードによって対処は異なります。Microsoft公式の更新トラブル対処から症状に合う項目へ進んでください。復元・初期化などを行う前に、データのバックアップと、必要な場合はBitLocker回復キーを確保します。
アップデート後にNASやプリンタが使えなくなったら?
万全の準備をしてアップデートしても、残念ながら「トラブルゼロ」とは限りません。
NAS(ネットワークHDD)とプリンターでは、確認する場所が異なります。電源・接続先を確認してから、該当する手順へ進みます。
「いつものネットワークドライブが見えない…」「印刷ボタンを押しても沈黙…」――そんなときの確認項目を紹介します。
1. NASのIPアドレスでアクセスを比較する
NASの名前で開けない場合、IPアドレスでのアクセスを比較すると、原因を絞る手がかりになります。
普段は「\\NAS名」や「Zドライブ」などで接続している場合、名前を解決できずにアクセスできなくなっているだけかもしれません。
そんなときは、エクスプローラーのアドレスバーに以下のように入力してみてください:
\\192.168.1.10
※数字部分は、NASのIPアドレスに置き換えてください。
IPアドレスでは開ける場合、名前解決や保存済みの接続先・資格情報の違いを疑います。ただし、これだけで原因を断定することはできません。いきなりDNS設定を変更せず、NASの現在のIPと保存済みの接続先が一致するか確認してください。
2. SMBの対応状況を確認する
接続できないからといってSMB1.0を一律に有効にしないでください。MicrosoftはSMB1の再インストールを強く非推奨としています。NASや複合機の型番、ファームウェア、SMB2・SMB3への対応をメーカーに確認し、必要な場合は対応機器や別の転送方法を検討します。Microsoft公式:SMB1を再導入しないための案内も参照してください。
3. 保存された資格情報を確認する
NASに接続できない原因として、もうひとつありがちなのが「保存されていたパスワードが合わない」問題。
アップデートで認証設定が変わったり、古い資格情報が残っていたりすると、ログインに失敗してアクセスできなくなります。
対応方法:
- 「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」→「資格情報マネージャー」
- 「Windows 資格情報」の中からNASに関係する情報を探す
- 対象NASの情報だけを確認する。正しいユーザー名とパスワードを用意し、古い情報と分かった場合に限り更新・削除して再接続する
別の共有先や業務システムの資格情報まで一括削除しないでください。Microsoftの資格情報マネージャーの説明を参照し、管理PCは担当者へ相談します。
こういった対応を覚えておけば、アップデート後に何か不具合が起きても「焦らず・正しく」対処できるようになります。
キーボードだけ反応しなくなった場合は、入力手段の確保と症状別の確認手順をご覧ください。ネットワーク自体につながらない場合は、IPアドレスから接続状況を確認する方法へ進めます。
4. プリンターは接続先と印刷待ちを確認する
本体の電源・用紙・エラー表示、USBやWi-Fiの接続先を確認します。印刷画面で別のプリンターやPDF出力を選んでいないか、印刷キューが一時停止・オフラインになっていないかも調べてください。
改善しない場合はMicrosoft公式のプリンタートラブル対処へ進みます。ドライバーは型番とWindowsの版を確認して、メーカーの案内に沿って入手してください。印刷はできてスキャンだけ届かない場合は、複合機のスキャン先・認証・共有権限の確認手順が役立ちます。
まとめ|Windowsアップデート、焦らず・慌てず・確実に
Windowsアップデートは基本的に適用し、更新内容・再起動の時間・バックアップを事前に確認しましょう。失敗した場合はKB番号とエラーコード、周辺機器の不調なら接続先と症状を記録すると、次に調べる場所が明確になります。
復元ポイントは個人ファイルのバックアップの代わりにはなりません。保存先を分ける方法は家庭の写真・文書のバックアップ戦略をご覧ください。外付けドライブが認識されない場合はSSD・HDDが表示されないときの確認手順へ進めます。


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