共有フォルダーやNASへ接続するとき、以前保存したユーザー名やパスワードが使われる場合があります。資格情報マネージャーは、その保存情報を確認するWindowsの機能です。まず開いて対象を確かめ、原因が分からないまま全件削除しないことが大切です。
この記事ではWindows 11/10での開き方を4通り紹介します。通常は最初の検索方法だけで十分です。画面を開くだけでは保存情報は削除されません。
1. スタートメニューから検索する方法
Windowsキーを押し、「資格情報マネージャー」と入力します。検索結果の同名の項目を開き、「Web資格情報」または「Windows資格情報」を選んでください。共有フォルダーやネットワーク接続を調べる場合は、まずWindows資格情報の該当する接続先を確認します。
2. コントロールパネルから開く方法
スタート検索で「コントロールパネル」を開きます。カテゴリー表示なら「ユーザーアカウント」から「資格情報マネージャー」を選びます。大きいアイコン・小さいアイコン表示では「資格情報マネージャー」が一覧に直接並びます。
3. コマンドを使って開く方法
Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、次の1行を入力してEnterを押します。
control keymgr.dll
入力の途中に余分な記号を入れないでください。開けない場合は、まずスタート検索やコントロールパネルから試します。管理端末で利用を制限されている場合は、管理者に確認してください。
4. ショートカットを作って開く方法
よく使う場合は、デスクトップを右クリックし「新規作成」→「ショートカット」を選びます。項目の場所に以下を入力し、名前を「資格情報マネージャー」にして完了します。
control.exe keymgr.dll
これは管理画面を開くためのショートカットです。ユーザー名やパスワードをショートカット名や入力欄へ書き込む必要はありません。
開いた後に確認すること
接続先の名前やアドレスが、今アクセスしたい共有フォルダー・NASと一致しているか確認します。同じ機器でも、名前でアクセスした場合とIPアドレスでアクセスした場合で、保存情報が分かれていることがあります。
パスワードを変更した直後なら、古い保存情報が使われていないか確認する手がかりになります。ただし、共有権限、ネットワーク、サーバー側の状態にも原因があるため、資格情報だけで直るとは限りません。
削除する前に再ログインできるか確認
保存された資格情報を削除すると、次回の接続で入力を求められる場合があります。対象の接続先と正しいログイン情報、再設定方法を確かめてから、必要な項目だけを操作します。削除はサービス側のアカウント削除やパスワード変更ではありません。
Windowsへのサインイン、ブラウザー独自のパスワード管理、パスキーなどは保存場所が異なる場合があります。ここに見つからない情報を、無理に他の項目の削除で解決しようとしないでください。
まとめ
まずスタート検索で資格情報マネージャーを開き、接続先と保存情報を確認します。開く操作と削除する操作を分け、会社の環境では管理者へ相談しましょう。接続自体を調べる場合はipconfigの確認手順、問い合わせ用のPC情報を調べる場合はmsinfo32の記事が参考になります。
公式案内:Microsoft:Windowsの資格情報マネージャー(2026年9月確認)。この操作のために周辺機器や有料ソフトを購入する必要はありません。


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