【画像付き解説】ウイルスバスター クラウドが削除できない時の対処法|公式アンインストールツールで完全削除

情報技術・IT

ウイルスバスターが削除できない…困っていませんか?

「ウイルスバスター クラウドが削除できないんだけど…どうしたらいいの?」
そんな悩み、実は意外と多いんです。

通常なら「設定」→「アプリ」→「アンインストール」で削除できるはずですが、
今回のように「このアプリはこのデバイスで実行できません」と表示されて止まってしまうケースが報告されています。

私も実際に同じような状況になりました。

子ども用に設定したPCを軽くしたくて、ウイルスバスターを削除しようと思ったんですが…
アンインストールができない。

「え、何これ?管理者なのに削除もできないの?」
最初は焦りましたが、公式の削除ツールを使えば問題なく解決できました。

この記事では、その手順を実際の画像付きでわかりやすく紹介していきます。

特に、

  • Windowsのアップデート後に起きる互換性トラブル
  • コントロールパネルや設定から削除できないケース

などで困っている方には必見の内容です。

それでは、まずは削除ツールの準備から始めましょう。


STEP1:エラーメッセージの確認「このアプリはこのデバイスで実行できません」

ウイルスバスター クラウドをアンインストールしようとしたとき、以下のような警告が表示されていませんか?

このアプリはこのデバイスで実行できません

このメッセージは、ソフトウェアが現在のWindows環境と互換性がないことを示しています。

主な原因は以下の通りです:

  • Windows 11のセキュリティ制限で実行がブロックされた
  • 古いインストーラーが新しい環境で動作しない
  • アップデートにより削除機能が無効化された

このような状況では、通常のアンインストール操作では対処できません。
トレンドマイクロ公式が提供している「アンインストールツール(サポートツール)」を使用する必要があります。

次のセクションでは、そのダウンロードと実行方法について説明していきます。

STEP2:公式アンインストールツールをダウンロードする

通常のアンインストールができない場合、トレンドマイクロ公式の削除ツールを使うのが最も確実な方法です。

この削除ツールは、「ウイルスバスター クラウド」の痕跡も含めて完全に削除してくれる頼もしい存在。

まずは、以下の手順でダウンロードしましょう。


① トレンドマイクロの公式サイトにアクセス

Googleで「ウイルスバスター 削除ツール」と検索すると、公式サポートページが出てきます。

または、以下のリンクから直接アクセス可能です。

▶ 削除ツール ダウンロードページ(公式)

このページにアクセスすると、以下のような画面になります。

削除ツールダウンロード画面

画面を下にスクロールすると、「ダウンロード」ボタンが表示されているのでクリックしましょう。


② ダウンロードファイルの確認

ダウンロードが完了すると、ファイル名は以下のようになります:

VB2024_1780_win_jp_Tool_UninstallTool.exe

※ファイル名はバージョンにより変わることがありますが、「UninstallTool」が目印です。

ダウンロードされた削除ツールファイル

このファイルが見つかったら、次はいよいよ実行です。

ファイルを右クリック → 管理者として実行を選びましょう。

Windowsのセキュリティ確認が出る場合は、「はい」をクリックして進んでください。


③ 注意点

  • 実行前に、他のアプリケーションはすべて閉じておく
  • アンインストール中はPCを再起動する必要があります
  • ライセンス情報が消える可能性があるので、必要に応じてメモしておく

では次のSTEPでは、いよいよ削除ツールの実行と認証コード入力に進みます。

STEP3:アンインストールツールを実行&認証コードを入力する

では、いよいよダウンロードしたアンインストールツールを実行していきましょう。

このステップでは、

  • サポートツールの起動
  • ウイルスバスターのアンインストール操作
  • 認証コードの入力

という3つの流れで解説します。


① サポートツールを起動する

先ほどダウンロードした「UninstallTool.exe」をダブルクリックして起動します。

管理者権限が必要なため、Windowsのユーザーアカウント制御が表示される場合があります。その場合は「はい」を選択してください。

起動すると、以下のようなサポートツールの画面が表示されます。

サポートツールの起動画面

この画面で、「ソフトウェアのアンインストール(U)」をクリックしましょう。


② 認証コードを入力する

アンインストールを進めると、次のような「認証コード入力」画面が表示されます。

認証コード入力画面

画面上に表示されている4桁の数字を、正確に入力してください。

この認証コードは、誤操作やウイルスによる自動実行を防ぐために必要な手順です。
入力後、「次へ(続行)」をクリックして進みます。


③ アンインストール処理の開始

認証が完了すると、ウイルスバスターのアンインストール処理が自動的に始まります。

アンインストール実行中の画面

ここでの注意点は、処理が完了するまでPCを操作しないことです。

時間としては、パソコンの環境にもよりますが数分~10分程度で終了します。

処理が完了すると、「アンインストールには再起動が必要です」といったメッセージが表示されます。

次のステップでは、このメッセージに従ってPCを再起動し、削除が完了しているかを確認していきます。

STEP4:再起動して削除完了を確認する

アンインストールツールによる処理が終わると、次のような再起動の案内が表示されます。

再起動確認メッセージ

この段階では、ウイルスバスターの本体ファイルはすでに削除されていますが、一部のサービスやドライバがまだ動作中のため、完全な削除のためにPCを再起動する必要があります。

そのまま「はい」をクリックして再起動しましょう。


① 再起動後、削除状況を確認する方法

PCが再起動したら、ウイルスバスターが正常に削除されたか確認していきましょう。

手順は以下の通りです:

  1. Windowsのスタートメニューから「設定」を開く
  2. 「アプリ」→「インストールされているアプリ」へ進む
  3. 一覧の中に「ウイルスバスター」が残っていないかチェック
インストール済みアプリの一覧画面

ここにウイルスバスターが表示されていなければ、アンインストールは完了です!

トレンドマイクロの削除がうまくいかない時の対処法

アンインストールツールを使っても「削除に失敗しました」と出てしまうことがあります。私自身も実際に一度、ツールで失敗し再起動後に再実行することでようやく成功した経験があります。

もし削除に失敗した場合は、以下の方法を試してみてください:

症状対処方法
削除途中で止まるパソコンを再起動し、もう一度ツールを実行
「管理者権限が必要」と表示右クリック →「管理者として実行」で再試行
途中でツールが落ちる最新版をダウンロードし直して再実行

それでも解決しない場合は、セーフモードで実行することで成功することもあります。Windowsをセーフモードで起動して、ツールを再度実行してみてください。

削除後のチェックポイント

  • コントロールパネル → 「プログラムと機能」に表示が残っていないか確認
  • Cドライブ直下の「Program Files」や「Program Files (x86)」にフォルダが残っていないか
  • 「Windows セキュリティ」で保護機能が有効になっているか

これらを確認しておくと、他のセキュリティソフトを導入する際のトラブルを防げます。

なお、私の場合は「Windows Defender」を有効にした状態で新たに別のセキュリティ対策ソフト(ESET)を導入しましたが、特にトラブルなく切り替えができました。

トレンドマイクロの削除後は、PCの起動が明らかに速くなった印象があり、「常駐プロセスが軽くなる効果」は実感しやすいです。


② タスクマネージャーでもチェックしておくと安心

念のため、タスクマネージャーで不要なプロセスが動いていないかも確認しておきましょう。

タスクマネージャーの開き方は、

  • Ctrl + Shift + Esc
  • またはタスクバーを右クリック → 「タスクマネージャー」

「プロセス」タブに「Trend Micro」や「TMBMSRV」などの関連プロセスが残っていなければOKです。


③ トラブルが解決したら再発防止も

ここまでの手順で、頑固だったウイルスバスターも完全に削除されました。

ただし、同じような事態を防ぐためには、

  • インストール前の環境確認
  • 不要なセキュリティソフトの共存を避ける
  • アンインストールは必ず公式手順で行う

といった基本をおさえておくことが大切です。

次のセクションでは、おすすめの軽量&初心者向けセキュリティソフトもご紹介します。

まとめ:削除できないウイルスバスターは、公式ツールで完全対処!

今回は、「ウイルスバスター クラウドがアンインストールできない!」という問題に対して、公式の削除ツールを使って完全にアンインストールする方法をご紹介しました。

ポイントを振り返ると、

  • 通常のアンインストール操作ではエラーが出る場合がある
  • その場合は、トレンドマイクロの公式削除ツールが有効
  • 認証コードの入力や再起動など、少し手間はあるが確実
  • 再起動後、アプリ一覧とタスクマネージャーで確認

実際に試してみて、「ここまでしないと削除できないのか…」と驚きましたが、
この方法ならスムーズに、そして安全に削除できるのでおすすめです。


パソコン初心者には「軽くて簡単なセキュリティソフト」も検討しよう

今回のように「削除できない」という事態を避けるためには、シンプルで軽量なセキュリティソフトを選ぶのが得策です。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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