
「α7 IIIのアップデート来てるけど…やったほうがいいの?」
そんなふうに迷っている方へ。
2025年4月、Sony α7 III(ILCE-7M3)向けのファームウェア Ver.4.02が公開されました。
今回のアップデートは一見地味ですが、カメラを安心して使い続けるための重要な内容が含まれています。
この記事では、Ver.4.02の公式変更点に加え、実際に筆者がアップデートを行った際の流れを、写真付きでわかりやすく解説します。
さらに、アップデート中の注意点・失敗時の対処法・レンズ側のファームアップ情報まで網羅。
アップデート初心者でも安心して挑戦できるよう、具体的にお届けしていきます!
α7 III ファームウェア Ver.4.02とは?
今回のアップデートは、使いやすさとセキュリティを底上げするメンテナンス的内容が中心です。
公式サイトによると、Ver.4.02の主な変更点は以下のとおり:
- 最新ファームウェア通知機能の追加
新しいバージョンが公開されたとき、カメラ本体に通知が表示されるようになりました。これで更新タイミングを見逃さずに済みます。 - Wi-Fiセキュリティ方式の見直し
「WPA」「WEP」が非対応となり、今後は「WPA2」のみ使用可能に。セキュリティ強化の一環です。 - 動作安定性の改善
カメラ内部の安定性向上が図られています。トラブル防止や長時間撮影の安心感がアップ。
撮影性能そのものに大きな変化はありませんが、
不具合の防止やセキュリティ対応の観点で、ぜひアップデートしておきたい内容です。
公式のアップデート配布ページはこちら👇
▶ Sony公式:α7 IIIファームウェアアップデート Ver.4.02
次のセクションでは、実際に筆者がアップデートしてみた様子と、そのステップを写真付きで解説していきます!
実際にアップデートしてみた
ここからは、筆者が実際にα7 IIIをVer.4.01 → Ver.4.02にアップデートした手順を、画像付きで解説していきます。
▶ アップデートファイルを実行
まずは公式サイトからWindows用のアップデーターをダウンロードし、実行します。

▶ カメラとパソコンをUSBで接続
画面の指示に従って、α7 IIIを電源ONにしてパソコンへ接続します。

▶ バージョン確認 → 次へ
アップデート対象のカメラであるかをチェックされます。今回の個体はVer.4.01でした。

▶ 自動リセット → アップデート実行
本体が一度自動的に再起動し、その後アップデートが進行していきます。


▶ アップデート完了!
進捗バーが最後まで進むと、自動的に完了表示が出ます。

▶ カメラ本体でバージョン確認
MENU → 設定 → バージョン表示 から、正常に「Ver.4.02」へ更新されているか確認します。


所要時間はおよそ6分程度。
事前準備をしっかりしていれば、特別なトラブルもなくスムーズに終わる内容でした。
レンズもファームアップしよう
カメラ本体のアップデート完了後に、レンズのバージョンもチェックしてみたところ…
なんと、レンズファームウェアが「Ver.0.1」とかなり古い状態だったため、こちらも合わせてアップデートしました。
更新後は「Ver.0.2」に。
レンズのファームウェアも更新することで、AFの安定性や絞り制御の改善などが期待できます。
アップデート前後の違いは体感しづらいこともありますが、カメラ+レンズの両方を最適化しておくことが、撮影の安心感につながります。

アップデート手順ガイド
ここでは、公式のアップデート手順をベースに、実際に行った作業をステップバイステップで解説します。
事前準備
- バッテリーは満充電に(80%以上が推奨)
- カメラとPCを接続するUSBケーブル(できれば純正)
- SDカードは抜いておくのが安心
- アップデーターは公式ページからDL
アップデートの流れ
- パソコン上で「Update_ILCE7M3V402.exe」を実行
- α7 IIIの電源を入れて、USBケーブルでPCへ接続
- バージョン確認 → 自動リセット → アップデート開始
- 約6分で完了。途中で電源を切らないように注意
- アップデート完了後は、MENUからバージョンを確認

重要なのは、「焦らないこと」と「しっかり接続を確認すること」。
USBハブを介さずに直接PCのポートに繋ぐことで、接続エラーのリスクも減らせます。
もしアップデートに失敗したら?
アップデート中に万が一エラーやトラブルが発生した場合でも、落ち着いて対処すれば大丈夫。
よくあるトラブルと対処法
- USB認識しない:他のUSBポートに変更/ケーブルを純正に変更
- アップデーターが進まない:一度PCとカメラを再起動し、最初からやり直す
- 途中でフリーズした:5分以上反応がない場合、PC側のアラートを確認して慎重に再接続
ソニーのサポートを活用しよう
うまくいかないときは、自力でなんとかしようとせず、
ソニーのサポートセンターに連絡しましょう。
アップデート中に電源を切ったりすると、最悪の場合カメラが起動しなくなるリスクもあるため、
不安があれば無理をせずサポートへ相談するのが安心です。
おすすめ関連アイテム紹介
安心の予備バッテリー:NP-FZ100
今回のようなファームウェアアップデートでは、バッテリーの残量が80%以上必要です。
もし途中で電源が落ちたら…と考えると、怖いですよね。
そんなとき、予備バッテリーがあると安心。撮影中のバッテリー切れ対策にもなります。
α7 III用の純正バッテリー「NP-FZ100」は信頼性も抜群です。

▶ AmazonでNP-FZ100を見る
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M4JO1M6
互換バッテリーもありますが、ファームアップ中のトラブルを避けるなら純正一択です。
まとめ|α7 IIIユーザーは今すぐアップデートを!
今回のアップデートVer.4.02は、一見地味に見えますが、実はとても重要なメンテナンスアップデートです。
内容を振り返ると:
- 新しいファームウェアがある場合に通知が出るように!
- Wi-Fi設定がより安全な「WPA2」仕様に
- 動作の安定性が向上し、トラブルを防げる
実際のアップデート所要時間は約6分ほど。
準備さえしておけば、初心者でも問題なく完了できます。
さらに、レンズ側のファームウェアも古い可能性があるため、合わせてチェックしておくのがベスト。
カメラとレンズの両方をしっかりメンテナンスして、これからも快適な撮影ライフを楽しみましょう📷✨
あわせて読みたい関連記事
👉 このブログ「6jolive.online」では、IT×生活のリアル目線で役立つ情報をお届け中!
ぜひブックマーク・シェアよろしくお願いします!
コメント