【保存版】ARP・Pathping・リソースモニターでネット診断を極める!【応用編】

Pingやipconfig、netstatは基本。でもさらに一歩進んだネットワーク診断をしたいなら、この3つのコマンドとツールを使いこなすのが近道です。

このページでは、「arp」「pathping」「リソースモニター(Resource Monitor)」を使った通信トラブルの特定方法を順番に解説していきます。


🔍 Step 1:ARPテーブルでローカル通信を確認(arp)

arpコマンドを使うと、LAN内で通信したことがある機器のIPとMACアドレスの対応関係(ARPテーブル)を確認できます。

arp -a

IPアドレスと対応するMACアドレスが一覧表示され、同じLAN内にあるデバイスの存在を確認できます。
「このIP、誰の?」と思ったときや、DHCPの競合調査にも便利です。

arpコマンドの出力例

📶 Step 2:ping+tracertの進化系「pathping」

pathpingは、pingtracertを合体させたようなコマンドで、通信経路ごとの応答時間+パケットロス率まで調べられます。

pathping www.google.com

実行には30秒〜1分ほどかかりますが、結果は超強力。どの区間で遅延やロスが発生しているのかが一目瞭然です。

pathpingの結果例

🖥 Step 3:GUIで監視するなら「リソースモニター」

コマンドラインに抵抗がある方や、視覚的に確認したい方には「リソースモニター(Resource Monitor)」がおすすめ。

Windowsキーで「resmon」と検索 →「ネットワーク」タブを開けば、リアルタイムでどのアプリがどこに通信しているかが見えます。

リソースモニターのネットワーク画面

ポート番号・プロセス名・接続先IP・使用帯域などが一括表示され、裏でこっそり通信してるアプリを見抜くのにも最適です。

まとめ:ここまで使えればネット診断中級者!

Pingやipconfigといった基本に加え、今回紹介した「arp」「pathping」「リソースモニター」を活用できれば、通信トラブルの原因をかなり深く突き止められるようになります。

このあたりまでマスターすれば、もう「ネットが遅い」で困ることはほぼなくなりますよ!

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