営業日ごとに5,000円ずつ減っていく現実
積立設定は「毎営業日5,000円」。月に20日くらい積立されるので、1か月で約10万円が引かれます。給料日だからといって余裕ができるわけではなく、むしろ給料が入った直後から容赦なく資金が減っていく。
でも僕は、そこで一喜一憂しません。なぜなら、家計簿アプリ「マネーフォワード」で総資産を管理しているからです。
口座の残高は減っても、資産全体では移動しているだけ。見た目の金額に惑わされないことで、投資を「精神的に続けやすく」しています。
積立投資の評価額は地味すぎる
コツコツ買っても、しばらくは増えもしないし減りもしない。たまに見ても、「あれ?先月とほとんど一緒じゃん」って感じ。
それが最初はつまらなくて、「ほんとに意味あるのかな?」と思ったこともあります。
でも、淡々と続けていくうちに気づきました。元本だけは確実に積み上がっているんです。そしてそれが、後に大きなリターンを生む「土台」になる。
3年前に始めたジュニアNISAが教えてくれたこと
我が家では、3年前にジュニアNISAを活用して子どもたちの資産形成を始めました。2025年4月現在、相場は調整局面にありますが、その口座はまだ元本割れしていません。
特別なタイミングで買ったわけでも、個別株で勝負したわけでもありません。ただ毎月、コツコツと買い続けただけです。それだけでも「長期・分散・積立」がいかに強いかを実感しました。
コアは積立NISA、サテライトにTQQQ
僕の投資方針は、「コア・サテライト戦略」です。コアは積立NISAでのS&P500とFANG+の積立。ここは淡々と積み続ける。
一方で、少額ですがTQQQ(NASDAQ100のレバレッジETF)にも投資しています。ここはサテライト。リスクが高いので、余裕資金で暴落時だけ買うようにしています。
こうすることで、堅実とチャレンジのバランスが取れ、精神的にも安定します。
成長投資枠に手を出せない理由
新NISAの制度では、年間360万円まで投資可能ですが、僕はまだ成長投資枠に手を出していません。
理由はシンプルで、「お金がないから」。年収300万円台、子育て中、アパート暮らしの僕には、まずは積立枠の満額を優先するのが現実的。
無理に背伸びせず、いま自分ができることを淡々と続ける。それが「資産を築く」ということの本質だと信じています。
まとめ:つまらない投資は、いつの間にか強くなる
積立投資は派手な成果がないぶん、モチベーションを保つのが難しいときもあります。
でも、だからこそ続けられる仕組みと視点が大事です。僕にとってそれは、「マネーフォワードでの総資産管理」であり、「目的に沿った積立設計」であり、「自分なりの投資ルール」です。
静かで、地味で、つまらない。でも、それが10年後に資産を残す一番の近道だと思っています。
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