起動できないPCのWindowsエディションを確認する方法【別PCで確認OK・2025年対応】

「このSSD、前のPCでは何のWindowsだったっけ?」「Home?Pro?それともEnterprise?」
PCが壊れて起動しなくても、取り出したディスクからWindowsのエディション情報を確認する方法をご紹介します。

Windowsエディション確認イメージ

方法①:別のPCに接続して「registryファイル」から確認

最も確実な方法は、起動しないWindowsのSSD(またはHDD)を他のPCに接続し、レジストリファイルを読み込むことです。

  1. 対象PCのSSDを取り外し、USB-SATA変換などで他のWindows PCに接続
  2. 接続先PCで「regedit(レジストリエディタ)」を起動
  3. HKEY_LOCAL_MACHINEを右クリック →「ハイブの読み込み」
  4. 対象ディスクの Windows\\System32\\config\\SOFTWARE を選択
  5. 任意の名前(例:oldWin)で読み込み
  6. 以下のキーを確認:
HKEY_LOCAL_MACHINE\\oldWin\\Microsoft\\Windows NT\\CurrentVersion

ここにある EditionIDProductName がエディション情報です。

レジストリでのエディション確認画面

方法②:インストールされていたディスクから「プロダクトキー情報」を取得

フリーソフト「ShowKeyPlus」などを使えば、別PCに接続したSSDからもWindowsのプロダクトキーとエディション名を読み取ることが可能です。

ただし、Windows 8以降ではキーはBIOS内にあることが多く、この方法ではHome/Proの区別だけがわかるケースが多いです。

注意点:回復領域からの確認は不可な場合も

リカバリ領域にある install.wiminstall.esd を展開してエディションを確認する方法もありますが、暗号化されていたり、インストーラーでは判別できないケースもあるため、レジストリ読み込みが最も確実です。

まとめ:起動できなくてもエディションは確認できる!

Windowsが起動しないからといって諦める必要はありません。SSDさえ無事なら、他のPCからレジストリを読み込めば、どのエディションが入っていたかを確認できます。

中古PCのOS確認や、再インストール時のEdition選択にも役立ちますよ!

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