「このSSD、前のPCでは何のWindowsだったっけ?」「Home?Pro?それともEnterprise?」
PCが壊れて起動しなくても、取り出したディスクからWindowsのエディション情報を確認する方法をご紹介します。

方法①:別のPCに接続して「registryファイル」から確認
最も確実な方法は、起動しないWindowsのSSD(またはHDD)を他のPCに接続し、レジストリファイルを読み込むことです。
- 対象PCのSSDを取り外し、USB-SATA変換などで他のWindows PCに接続
- 接続先PCで「regedit(レジストリエディタ)」を起動
HKEY_LOCAL_MACHINE
を右クリック →「ハイブの読み込み」- 対象ディスクの
Windows\\System32\\config\\SOFTWARE
を選択 - 任意の名前(例:oldWin)で読み込み
- 以下のキーを確認:
HKEY_LOCAL_MACHINE\\oldWin\\Microsoft\\Windows NT\\CurrentVersion
ここにある EditionID
、ProductName
がエディション情報です。

方法②:インストールされていたディスクから「プロダクトキー情報」を取得
フリーソフト「ShowKeyPlus」などを使えば、別PCに接続したSSDからもWindowsのプロダクトキーとエディション名を読み取ることが可能です。
ただし、Windows 8以降ではキーはBIOS内にあることが多く、この方法ではHome/Proの区別だけがわかるケースが多いです。
注意点:回復領域からの確認は不可な場合も
リカバリ領域にある install.wim
や install.esd
を展開してエディションを確認する方法もありますが、暗号化されていたり、インストーラーでは判別できないケースもあるため、レジストリ読み込みが最も確実です。
まとめ:起動できなくてもエディションは確認できる!
Windowsが起動しないからといって諦める必要はありません。SSDさえ無事なら、他のPCからレジストリを読み込めば、どのエディションが入っていたかを確認できます。
中古PCのOS確認や、再インストール時のEdition選択にも役立ちますよ!
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