Windows11の右クリックが不便?昔のメニューに戻す方法【初心者OK】

Windows 11の右クリックを旧メニューで開く方法を案内するイラスト 情報技術・IT

公式情報・リンク確認:2026年9月5日。レジストリ変更の最新環境での再検証は未実施です。この記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

Windows11の右クリック、なんで変わったの?

「あれ?右クリックしたのに、いつものメニューが出ない…」

Windows11に変えてすぐ、そんな違和感を感じた方、多いのではないでしょうか?

実は、Windows11ではファイルやフォルダを右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューが大幅に変更されました。

一見すっきりしているように見える新しいメニューですが、表示される項目はWindowsの更新状況やアプリによって異なります。見当たらない項目は「その他のオプションを表示」で探せます。ファイルを選択してShift + F10を押す方法もあります。圧縮や削除など、新しいメニューから直接使える操作もあります。

Windows11 新しい右クリックメニュー
元記事掲載時の画面。「その他のオプションを表示」から従来のメニューを開けます。

旧メニューにある機能を使うたびに「その他のオプションを表示」を選ぶのは、少し手間に感じますよね。

仕事で頻繁にファイルを操作するような人にとっては、地味だけど大きな使いにくさになってしまっています。

旧メニューを使いたいだけなら、まずは設定変更なしで開く方法を試してください。

常に旧メニューを表示したい場合は、次の注意点を確認してください。

レジストリ変更で旧メニューを優先表示できる環境もありますが、すべてのWindows 11での動作は保証できません。

難しそうに感じるかもしれませんが、この記事では画像付きで初心者でもわかりやすく解説しています。

ここでは元記事の手順を残し、変更前のバックアップと、うまくいかない場合の戻し方を補足します。

それでは、なぜ右クリックが変わってしまったのか?から見ていきましょう。

Windows11の右クリック、なんで変わったの?

Microsoftのエクスプローラーの公式案内では、よく使う操作を新しいメニューにまとめ、従来の項目は「その他のオプションを表示」から利用する方法が説明されています。

たしかに見た目はスッキリしていて、よく使う操作だけがピックアップされているように見えます。

「送る」などの項目は旧メニュー側にあります。一方、コピー・削除・名前の変更・圧縮などは、新しいメニューから使える操作もあります。アイコンや項目の配置はWindowsの更新状況で異なります。

追加したアプリの項目は、そのアプリの版やメニュー拡張への対応状況によって表示場所が変わります。見当たらない場合は、まず「その他のオプションを表示」を確認してください。

Windows11の従来メニュー
元記事掲載時の旧メニュー。追加アプリによって表示項目は異なります。

旧メニューの項目をよく使う人には、一手間増えたと感じられる場面があります。

設定を変えずに旧メニューを開ければ、それだけで目的を満たせる場合もあります。次のレジストリ変更は必要性を判断してから行ってください。

昔の右クリックメニューに戻す方法

まずは設定を変えずに旧メニューを開く

ファイルやフォルダーを選んで、次のいずれかを試してください。旧メニューをその場で開く操作なので、次回の通常の右クリックは新しいメニューのままです。

操作使い方
その他のオプションを表示対象を右クリックして、メニュー内の項目を選ぶ
Shift+右クリックShiftキーを押しながら、対象を右クリックする
Shift+F10対象を選択してキーを押す。F10が音量などに割り当てられた機種ではFnキーの併用を確認する

Shift+右クリックなどの操作はMicrosoft公式のキーボードショートカット一覧でも確認できます。ブラウザーやアプリ独自の右クリックメニューは対象外です。

常に旧メニューを表示する設定について

以下は元記事で紹介していた、旧メニューを優先表示するレジストリ設定です。2026年9月5日時点で、現在配信されている各更新環境での動作は未検証です。掲載画像は元記事作成時のものなので、現在の画面とは異なる場合があります。

今回の方法では、「レジストリエディター」というWindowsの設定ツールを使います。

レジストリを誤って編集すると、Windowsやアプリの動作に影響することがあります。会社・学校のPCでは管理者に相談してください。

レジストリを開いて対象の場所を確認した後、変更前に「ファイル」→「エクスポート」で対象範囲のバックアップを保存します。復元方法もMicrosoftのバックアップ・復元手順で確認してください。対象キーがすでに存在する場合は、今回の新規作成手順は進めず、内容と作成元を確認してください。エクスポートした.regファイルのインポートだけでは、後から追加したキーが自動的に消えるわけではありません。

① レジストリエディターを開こう

まず、画面下の検索ボタンをクリックして「レジストリ」と入力しましょう。

レジストリエディターを検索

表示された「レジストリエディター」を右クリックして、「管理者として実行」を選びます。

レジストリエディターを起動するときのユーザーアカウント制御画面
起動するアプリと、変更対象のユーザーを確認します。

ユーザーアカウント制御の確認が出たら、起動するアプリがレジストリエディターであることを確認します。この手順の変更先はHKEY_CURRENT_USER、つまり現在のユーザーです。別の管理者アカウントの資格情報で起動すると、対象ユーザーが変わる点にも注意してください。

② 必要な場所に移動する

レジストリエディターが開いたら、左のツリーを以下のように辿っていきます:

HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID
CLSIDの場所
変更先はHKEY_CURRENT_USER配下。親のCLSID全体を削除しないでください。

③ 新しいキーを作成する

CLSIDを右クリックし、新規 → キーをクリックします。

新規キー作成

作成されたフォルダに、次の名前を入力します:

{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}
キー名入力

④ 中に「InprocServer32」キーを追加

作成したキーを右クリックし、新規 → キーを選び、今度は次の名前をつけます:

InprocServer32
InprocServer32キー作成

⑤ 値のデータを空欄にする

InprocServer32を選択すると、右側に「(既定)」という項目が出てきます。

今回新規作成したInprocServer32の「(既定)」をダブルクリックし、値のデータを何も入力せず「OK」で確定します。「(値の設定なし)」のまま放置する操作とは異なります。既存の値が入っている場合は消去せず、作業を止めてください。

データを空白にする
今回作成したInprocServer32の既定値を空文字で確定する画面。

⑥ 再起動して表示を確認

すべての作業が終わったら、PCを再起動しましょう。

次に右クリックしてみると…

設定が有効な環境では、以前のクラシックメニューが最初から表示されます。

表示が変わらない場合は、次の確認点を一度確認してください。

変化がなくても、別のキーを次々に追加しないでください。

戻ったか確認しよう!

レジストリの編集と再起動が終わったら、実際に右クリックメニューが元に戻っているか確認してみましょう。

デスクトップ上のフォルダやファイルを右クリックしてください。

従来の右クリックメニュー復活
元記事掲載時の表示例。現在の更新環境で同じ結果になることを保証する画像ではありません。

このように、一発でクラシックな詳細メニューが表示されれば成功です!

従来のように「送る」「コピー」「削除」「ショートカットの作成」などがすぐに選べるようになっていて、操作の手間が1つ減ります。

もしうまく戻っていない場合は?

以下の点を確認してみてください。

  • 変更したHKEY_CURRENT_USERは、普段使うユーザーのものか?
  • キー名に入力ミス(全角文字や余分な空白)がないか?
  • 値(InprocServer32)の「(既定)」が空欄になっているか?
  • 再起動を忘れていないか?

特にキー名 {86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2} にタイプミスがあると反映されません。

入力と再起動を確認しても変わらなければ、そのWindows環境では有効でない可能性があります。追加変更を止め、今回作成したキーだけを元に戻し、「その他のオプションを表示」を利用してください。

元に戻すには?

「やっぱり新しいメニューの方がいいかも…」と思ったら、作成したキーを削除すればOKです。

削除するのは、この手順で新規作成した{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}キーだけです。親のCLSIDや他のキーは削除しないでください。もともと存在したキーを変更した場合は、変更前のバックアップから復元してください。

操作の流れとしては:

  1. 再度レジストリエディターを開く
  2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSIDの中で、今回新規作成した{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}だけを選択して削除。CLSID全体は削除しない
  3. PCを再起動

この手順による変更を取り消して再起動し、標準メニューの表示を確認します。

変更したキーの場所と元の状態を記録しておくと、戻すときに迷いません。

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まとめ:毎日使う操作だからこそ、快適さにこだわろう

今回は、Windows11の右クリックメニューを従来の仕様に戻す方法について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。

もう一度、ポイントをおさらいしておきましょう。

  • Windows11の右クリックメニューは簡略化されて不便に感じる人が多い
  • まず「その他のオプションを表示」やShift + F10を試す
  • レジストリ変更の動作は環境に依存するため、変更前にバックアップを取る
  • 戻すときは今回変更したキーだけを対象にする

家族のPCでも、まず設定変更なしの操作で困りごとが解消するか試すと、変更箇所を増やさずに済みます。レジストリを変更した場合は、対象キーと変更前の状態を記録しておきましょう。

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それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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