Windows 11 24H2への更新後にキーボードやタッチパッドが反応しなくなった場合、更新だけを原因と決めつけず、入力機器・ドライバー・起動状態を分けて確認します。この記事では入力手段を確保してから試せる確認手順を紹介します。

◆ 不具合の内容
アップデート後、ログイン画面やデスクトップ上で以下のような問題が発生します。
- キーボードがまったく入力を受け付けない
- トラックポイントやタッチパッドが使えない(または一部機能が反応しない)
◆ メーカー名だけで原因を決めない
内蔵キーボードだけ使えないのか、USBキーボードも使えないのかを確認します。同じ症状でも原因は異なるため、機種名・Windowsのバージョン・更新日時・発生する画面を記録してください。
再起動では正常になり、シャットダウン後の起動で再発する場合は、高速スタートアップの影響を切り分ける余地があります。すべての24H2の入力不具合に共通する原因や、必ず直る方法ではありません。
◆ 高速スタートアップを無効にする方法
- コントロールパネル→「電源オプション」→「電源ボタンの動作を選択する」を開く
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」を選び、「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外して変更を保存する。変更前の状態をメモしておきます。
作業を保存し、シャットダウン後の起動で症状が変わるか確認します。改善しなければ元の設定へ戻し、ドライバーなど別の原因を調べます。項目が表示されない環境では、無理に設定を追加しないでください。
◆ 改善しない場合はメーカーの対応情報を確認
HPやLenovoなど、使用中のPCメーカーのサポートページで、その機種に対応した入力デバイスのドライバーや更新案内を確認してください。
別のUSBポートへ直接接続して変わるか、別の入力機器なら使えるかを確かめます。BIOS更新は機種専用の公式手順がある場合に限り、注意事項を読んで実施してください。会社のPCは管理者に相談します。
◆ 注意点
高速スタートアップを外すと起動に時間がかかる場合があります。以前の本文にあった powercfg /h off は休止状態そのものも無効にするため、ここでは設定画面での切り分けを案内しています。休止状態を無効にした場合、ハイブリッドスリープの動作にも影響するので、違いを理解せずに実行しないでください。
◆ 一時的な応急処置
マウスが使えるなら、サインイン画面のアクセシビリティからスクリーンキーボードを開く方法があります。Windows上では設定→アクセシビリティ→キーボードから開けます。手元のUSBキーボードも試し、入力手段を確保して作業を保存してから再起動します。
◆ 確認結果を記録する
「再起動後」「電源を切ってからの起動後」「内蔵/外付けキーボード」の結果を残すと、メーカーへ相談しやすくなります。変更は一つずつ行い、どの操作で改善したかを確認してください。
◆ おすすめの周辺機器(Amazonリンク)
内蔵キーボードが反応しないときの一時的な入力手段には、ペアリング操作が不要なUSB有線キーボードが候補になります。手元に使えるものがあれば購入は不要です。USB側にも問題がある場合は使えず、接続するだけで不具合そのものが直るわけではありません。
メーカー公式の仕様ではWindows 11対応、USB-A接続と案内されています。筆者の実機レビューではありません。上記はAmazonアソシエイトの広告リンクです。価格・在庫・保証は購入画面で確認してください。
◆ まとめ
- Windows11 24H2適用後にキーボード・トラックポイントが効かない問題が発生
- 再起動とシャットダウン後の起動で違いがあれば、高速スタートアップを切り分ける
- 機種とドライバーの対応情報を確認する
- 改善しなければ元の設定に戻してメーカーや管理者へ相談する
同様の症状にお悩みの方は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
参考:Microsoft:マウスとキーボードの問題、Microsoft:休止状態の無効化と再有効化、HP:高速スタートアップの仕組みと設定(2026年9月確認)。


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