「最新じゃなくて、あえて2020年版のWindows 10を入れたい」
そんなニーズ、意外とありますよね。
たとえば:
- 業務ソフトが旧バージョンでしか動かない
- 低スペックPCで軽いビルドを使いたい
- 2020年の検証環境を再現したい
この記事では、2020年版のWindows 10インストールメディア(USB)を作成する手順をわかりやすく解説します。

ステップ①:2020年版のISOを入手する
Microsoftの公式サイトでは最新版しか配布されていないため、以下のいずれかの方法で2020年時点のISOファイルを入手する必要があります。
- UUP Dump:非公式だが安全性が高い人気サイト
▶ UUP dump - TechBench by WZT:過去のバージョンを一覧からダウンロード可
- MSDN契約者であれば正規の旧版ISOも可能
例:Windows 10 20H2(2020年10月リリース)を選択
ステップ②:Rufusを使ってUSBメディアを作成
ISOファイルを入手したら、USBに書き込んでインストールメディアを作成します。おすすめはフリーソフト Rufus。
公式サイト:https://rufus.ie/ja/
- Rufusをダウンロード&起動
- USBメモリを挿す(8GB以上推奨)
- 「ブートの種類」にダウンロードしたISOを指定
- 「パーティション構成」→ GPT / MBR は環境に応じて
- 「スタート」で書き込み

インストール時にエディションを選ばせるには?
USB作成後、ルートに以下の内容の ei.cfg
ファイルを追加すると、エディション選択画面を強制的に表示できます。
[Channel]
Retail
[VL]
0
まとめ:旧バージョンでのセットアップも可能!
最新のWindowsでは動かないアプリや、軽量OSを求める環境では、旧バージョンのインストールメディアが便利です。
2020年版のWindows 10を手動でインストールすることで、目的に合った最適な構成が可能になります。
旧版ISOの保管と、USB作成手順をしっかり覚えておきましょう!
コメント