「α7 IIIって評価高いけど、α7 IVも出てるんだよね…。どう違うんだろう?」
そんなふうに悩んでいませんか?
僕もまさにそうでした。α7 IIIを買おうとしたその瞬間、「ちょっと待てよ、α7 IVって後継機あるじゃん」と気づき、沼にハマりました。
カメラ初心者の僕がいくら調べても、YouTubeやレビューでは難しい言葉が飛び交って「結局なにが違うの?」と混乱。
だからこそ今回は、初心者パパ目線で「α7 IIIとα7 IVの違い」をやさしく比較していきます。
子どもの写真を残したい、運動会でブレずに撮りたい。
そんな日常の中で、どちらが合っているのか。難しいことは抜きにして、実際に使うとどうなのかにフォーカスしてお届けします。
スペック表でざっくり比較してみよう
まずは、両機種の基本的なスペックを表にまとめてみました。
項目 | α7 III | α7 IV |
---|---|---|
発売年 | 2018年 | 2021年 |
センサー | 2420万画素(裏面照射型CMOS) | 3300万画素(裏面照射型CMOS) |
オートフォーカス | 693点 像面位相差 | 759点+リアルタイムトラッキング |
動画性能 | 4K30p | 4K60p(クロップあり) |
モニター | チルト式 | バリアングル式 |
操作UI | 旧UI・十字キー | 新UI・タッチ操作改善 |
通信機能 | Wi-Fi/Bluetooth | Wi-Fi/Bluetooth+USBストリーミング |
価格(新品相場) | 約18万円 | 約30万円 |
こうして見比べてみると、α7 IVは「後継機」としての進化がはっきりしています。
画素数UP、AF性能UP、UI改善、バリアングル化、動画性能の強化……。
でも、価格は約10万円以上の差。
この差に見合う価値があるのか?
次の章では、実際に気になる初心者向けの進化ポイント5つを深掘りしていきます。
初心者目線で見る!進化ポイント5選
スペック表を見ても、正直ピンとこないことってありますよね。
ここでは、僕のような初心者パパでも「これ、地味にうれしい!」と思った5つの進化ポイントを紹介します。
① 画素数のアップ(2420万→3300万)
「画素数って多ければいいの?」って疑問に思いますよね。
答えは「トリミングしたい人には超ありがたい」です。
例えば、運動会で遠くから撮った写真。あとから「ここだけ切り取りたい!」と思っても、画素数が高ければ画質が劣化しにくい。
α7 IVの3300万画素は、そんな時にとっても安心です。
② AF性能の進化とリアルタイムトラッキング
α7 IIIでも十分すごかったAFですが、α7 IVではさらに進化。
人物・動物・鳥の検出に対応し、しかも動画撮影中でもリアルタイムトラッキングしてくれます。
「ピント合ってるはずが合ってなかった…」という失敗がグッと減るので、子どもの表情をしっかり残せます。
③ 動画性能が4K60p対応に
α7 IIIは4K30pまででしたが、α7 IVは4K60p(クロップあり)に対応。
なめらかさや編集の自由度がグンとアップしています。
家族の記録を動画でもしっかり残したい人や、将来的にYouTubeなどもやってみたい方には大きな魅力です。
④ 操作性の改善とバリアングルモニター
α7 IVではUI(メニュー画面)が刷新され、操作がかなり快適に。
さらにチルト式だったモニターがバリアングル式に進化しました。
これ、家族写真を自撮りしたいときや三脚に据えて撮るときに超便利なんです。
⑤ 通信機能・USBストリーミング対応
α7 IVではUSBでPCにつなぐだけで「高画質ウェブカメラ」としても使えるんです。
リモート会議やオンライン授業、ライブ配信にも対応。
写真だけでなく今どきの使い方にしっかり対応してくれているのが好印象でした。
こうして見ていくと、α7 IVはまさに「次世代向けの万能カメラ」といえる1台。
とはいえ、その分お値段もアップしているので……次は「価格差に見合う価値があるか?」をじっくり見ていきましょう。
価格差に見合う価値はある?
α7 IIIとα7 IVの価格差は、おおよそ10〜12万円。
この差額って、初心者にとってはかなり大きな判断材料ですよね。
そこでここでは、実際にどういう人がどちらを選ぶべきかを整理してみました。
α7 IIIをおすすめする人
- 初めてのフルサイズとしてなるべく費用を抑えたい
- 運動会や日常の撮影がメインで、動画はそこまで重視しない
- 中古や型落ちでも十分すぎる性能を求めている
- AFや連写がある程度良ければ問題ない
実際、α7 IIIは今でも現役バリバリ。
特に中古で12〜14万円台で状態の良いものが買えるのは大きな魅力。
α7 IVをおすすめする人
- 将来的に動画撮影も本格的にやってみたい
- 子どもやペットなど動く被写体を「撮り逃したくない」
- 高画素でのトリミング耐性や編集の自由度が欲しい
- 最新のUIや通信機能も活用したい
確かに価格は高いですが、α7 IVは次の5年間を戦えるカメラという安心感があります。
これ1台で写真も動画もバッチリこなせるので、撮影頻度が高い人にはコスパが良い選択です。
実際の「満足度」で考えてみる
僕のように、予算が限られているパパにはα7 IIIがすごく魅力的でした。
でも、もしこれから子どもの成長を動画でも残したい、自分でも何か発信したい…そんな気持ちがあるなら、α7 IVの進化は価格差以上に感じると思います。
悩んでいる今が一番楽しい時間です。
けれど、「買ってから後悔しないか?」という不安は、しっかり情報を比べて納得することでしか解消できません。
次は、それぞれのモデルをAmazonでチェックできるリンクと、実際の購入ポイントを紹介します。
Amazonで買えるおすすめモデル紹介
ここまで読んで、「やっぱりα7 IVがいいかも…」と感じた方もいれば、「いやいや、自分にはα7 IIIで十分」と思った方もいるかもしれません。
そこで、Amazonで購入できる各モデルのリンクをご紹介します。
📷 Sony α7 IV(ILCE-7M4)
3300万画素で高精細&トリミング耐性あり
- AF性能は鳥・動物・動画中も追従OK
- 4K60p撮影・バリアングルモニター搭載
- ライブ配信やUSB給電にも対応した万能カメラ
新品価格:おおよそ30万円前後(タイミングによって変動あり)
📷 Sony α7 III(ILCE-7M3)
フルサイズ入門として今も定番人気
- AF693点、4K30p対応、バッテリー持ち抜群
- 中古も豊富でコスパ良好
新品価格:約18万円前後、中古は12〜14万円台が中心
「長く使う1台として間違いないのはα7 IV」
「コスパ重視の入門ならα7 III」
どちらも十分に満足できるカメラなので、ご自身の撮影スタイルや予算に合わせて選んでくださいね。
まとめ:迷ったら「撮りたい写真」で決めよう
ここまで、Sony α7 IIIとα7 IVの違いを初心者目線で徹底的に比較してきました。
最後に、ポイントをもう一度まとめておきましょう。
- 📸 α7 III: フルサイズデビューに最適な1台。中古価格も魅力で、今なお現役
- 🚀 α7 IV: 高画素・最新AF・動画・通信すべてを網羅。価格に見合う進化モデル
もし迷っているなら、「自分はどんな写真や動画を残したいのか?」を考えてみてください。
・運動会や日常のスナップを手軽に残したいだけなら、α7 IIIで十分満足できます。
・子どもの成長を4K動画でも撮って、編集して、発信もしたいなら、α7 IVの方が絶対に後悔しません。
僕自身もそうでしたが、最初は「高すぎるかな」と躊躇しても、あとで「やっぱりあっちにしておけば…」と思うことは少なくありません。
カメラは「今しかない瞬間」を残す道具。
だからこそ、納得して選んだ1台で、たくさんの思い出を残してほしいと思います。
ぜひ、今の自分と未来の自分、そして家族の笑顔をイメージして選んでくださいね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
あなたにとって、最高の1台が見つかりますように。
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