AirPods Pro 3レビュー|初代から買い替えて感じた、ノイキャン以外の進化

左は黒いRingkeケース付きAirPods Pro 3、右は透明ケース付き初代AirPods Pro 情報技術・IT

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AirPods Proの初代からPro 3に買い替えて、使い始めて約1週間です。気に入っていて、寝る前まで着けていることもあります。使ってみて嬉しかったのは、ノイズキャンセリングだけではありません。ジムで人と話すとき、そしてウォーキングマシンで運動するときの使い勝手が変わったことでした。

一方、付属のイヤーチップは、以前使っていた社外品の方が僕には合っていたと感じます。今回は、40代の僕が初代から買い替えた経緯と、実際に気に入ったところ、少し気になったところを書きます。

保護ケースを付けたAirPods Pro 3と初代
左がRingkeケース装着済みのPro 3、右が透明ケース付きの初代。外付けケース込みの比較です。

次世代を待っていた僕が、Pro 3に買い替えた理由

実は、カメラ付きの次世代モデルにかなり期待していました。新しい使い方ができるなら、もう少し待ってみたい。そんな気持ちがありました。

ただ、手元の初代は調子がよくありません。マイクに雑音が乗ることが増え、肝心のノイズキャンセリングも使えない状態でした。今も所有していますが、故障の原因を診断してもらったわけではありません。

僕は購入を考えた時点で、「9月のApple発表会では次世代のProは出ないだろう」と判断しました。これはあくまで僕自身の見立てです。次世代モデルの発売時期や、カメラの搭載が確定しているという話ではありません。

そんなところに値引きされているPro 3を見つけたことが、購入の後押しになりました。期待している次の製品を待つ気持ちよりも、今困っている初代の不調を解消したい気持ちが勝った形です。

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ノイキャンは効く。でも、初代ほどの感動ではなかった

Pro 3のノイズキャンセリングは、ちゃんと効いていると感じます。ただ、初代を初めて使ったときほどの感動はありませんでした。

最初にノイキャンを体験したときの驚きは、一度知ってしまうと同じ形では戻ってこないのかもしれません。「感動が小さかった」という感想と、製品としての性能が低いという話は分けて考えています。

そもそも僕の初代は不調です。正常な初代と新品のPro 3を同じ条件で測定した比較ではないので、何倍静かになった、といった性能の結論は出せません。買い替えで印象に残ったのは、静かさ以外の場面でした。

ジムで便利だったのは、イヤホンを外さず話せること

ジムでは「適応型」で使っています。そこで気に入ったのが、自分が話すと相手の声が聞き取りやすくなることです。

たとえば「おはようございます」と声をかけられたとき。こちらも「おはようございます」と返し、そのまま「今日も綺麗ですね」と軽い雑談ができます。イヤホンをしているせいで、無視したようにならなくてよくなったのが嬉しいんです。

会話が終わると、僕の体感では数秒で元の静かな状態に戻ります。時間を測ったわけではありませんが、会話のたびに自分で切り替える手間が少ないところに便利さを感じています。

ここは機能名を分けておくと分かりやすいです。Appleによると、「適応型」は周囲の雑音に応じて聞こえる音を調整するモード。「会話感知」は、自分が話し始めると再生音量を下げ、目の前の人の声を聞き取りやすくする機能です。会話が終わると元のリスニングモードに戻るので、僕の場合の戻り先は適応型です。会話感知自体はPro 2などにも対応していて、Pro 3だけの新機能ではありません。

設定する場合は、AirPodsを接続した状態でiPhoneのコントロールセンターの音量を長押しし、リスニングモードの「適応型」と「会話感知」をそれぞれ確認できます。詳しくはApple公式の適応型オーディオの説明を参照してください。

心拍数が分かると、ジムで使う楽しみが増えた

僕はApple Watchを使っていません。iPhoneの「フィットネス」アプリで、ウォーキングマシンで運動しているときに心拍数を確認できるのが、かなり嬉しい変化でした。僕にとっては、音を聞くために着けているイヤホンで、運動中の情報まで見られるところが面白いです。

距離が記録される仕組みにも興味があります。Appleの説明では、AirPods Pro 3の心拍数センサーとモーションセンサーのデータをiPhoneへ送り、消費カロリー、歩数、距離などを計算します。ウォーキングマシンと通信して、ベルトの移動距離をそのまま読み取っている、という説明ではありません。

僕は心拍数の測定精度や、マシンの表示距離との一致を検証していません。今のところは「どのくらい正確か」という評価より、運動中に心拍数を確認できること自体を楽しんでいます。

機能の条件はApple公式のワークアウト中の心拍数記録、歩数・距離の仕組みはApple公式の心拍数センサーの説明(英語)で確認できます。

イヤーチップは、以前の社外品の方が好み

左は純正チップ付きAirPods Pro 3、右は黒い社外チップ付き初代
左はPro 3の純正イヤーチップ、右は初代で使っていた社外品。右の商品の型番は不明で、下記のKASOTTとは別です。

気になったのは、Pro 3に付属するイヤーチップです。僕には若干硬く感じられます。初代で使っていたサードパーティ製の方が柔らかく、フィット感も好みでした。

これは「初代とPro 3の純正イヤーチップ同士」の比較ではありません。初代に付けていた社外品と、Pro 3の付属品を比べた個人的な感想です。耳が痛くなったとか、長時間使えないという話ではなく、柔らかさの好みの違いとして気になっています。

初代で使っていた社外品のブランドや型番は、今は分かりません。当時はAmazonで、黒くて見た目が好みで、評価もよいものを選びました。初代で使っていたものをPro 3に流用できるかは確認していません。

ただ、Pro 3はまだ使い始めて約1週間。しばらくは付属の純正イヤーチップをそのまま試していきます。今すぐ社外品へ交換する予定ではありません。

以下は、僕の交換予定品ではなく、黒いPro 3用を探している読者向けの参考候補です。KASOTTのシリコン+低反発フォームタイプ(ブラック、S/M/L各1組)があります。販売元はAirPods Pro 3用と案内しています。これは僕が初代で使っていた商品ではなく、僕自身は未使用の候補です。柔らかさやフィット感が同じとは限りません。

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初代からの買い替えで、僕が価値を感じたところ

今回の買い替えは、初代の不調がきっかけでした。使ってみると、ノイキャンの効きだけでなく、人と話すときと運動するときに嬉しい変化がありました。

ジムで挨拶から雑談へ自然につながること。ウォーキングマシンで運動しながら心拍数を確認できること。僕がPro 3に価値を感じているのは、こうした普段の使い方の中です。

付属イヤーチップには好みの違いもありますし、正常な初代を使っている人にも一律に買い替えを勧めたいわけではありません。今のイヤホンで困っていることと、会話や運動で使う場面があるかを考えると、自分に必要な買い替えか判断しやすいと思います。

なお、僕のPro 3には、すでにRingke Onyx Magneticの保護ケースを装着しています。イヤホン本体とは別の商品なので、同じようにケースを探す場合は「AirPods Pro 3用」であることを確認してください。

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持ち歩き用の充電には、ケースを付けたまま使えるUGREEN MagFlow PB773も使っています。磁石での固定や持ち運び、重さの感想は別の記事にまとめました。

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