「またWi-Fiが切れた…」「動画が止まって子どもが不機嫌」「在宅ワーク中にネットが不安定で焦った」
家族4人でアパート暮らし。限られたスペースで仕事や学習、YouTubeやゲームなど、ネットは毎日欠かせないインフラですよね。40代のパパとして、家族みんなが快適に使えるネット環境を整えておきたい。でも、IT系の知識はそこまでないし、何から手をつけていいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな初心者パパでも今日から実践できる「家庭のネットワークトラブル解決法」をご紹介します。
わかりやすさを重視して、専門用語はできるだけ噛み砕いて説明。さらに、Amazonで買えるおすすめのWi-Fi中継機も紹介します(我が家も使ってます!)。
この記事を読めば、もう「ネットが遅い…」とイライラする日々にサヨナラできるかも!ぜひ最後まで読んで、あなたの家庭のネット環境をレベルアップさせてください。
ネットが遅い・繋がらないのはなぜ?
ネットが遅くなる原因はひとつではありません。実は、家の中のちょっとした環境や使い方が影響していることも多いんです。
1. 機器の不具合や寿命
ルーターやモデムも家電と同じで、古くなると性能が落ちます。特に5年以上前の機種を使っている場合は、処理速度が遅くなっている可能性も。再起動すれば一時的に回復しても、根本的な解決にはなりません。
2. 電波の干渉や遮断
電子レンジやBluetooth機器、分厚い壁や家具などがWi-Fiの電波を妨げてしまうことがあります。特にアパート暮らしでは、上下左右の部屋からの電波干渉も影響します。
3. 同時接続で混雑状態に
リビングで子どもがYouTube、寝室でママがNetflix、パパはリモート会議…なんてことありませんか?Wi-Fiルーターには同時に安定して繋げる台数に限界があります。
4. 回線そのものの問題
契約しているインターネット回線が遅いプランだったり、マンションタイプの共用回線だと、夜の混雑時に速度が極端に落ちることも。
つまり、「とりあえず再起動」は応急処置でしかなく、本当の原因を知っておかないと、何度でも同じトラブルが起きてしまうんです。
では、どこからチェックすればいいのか?次の章で、初心者でもすぐにできる確認ポイントを紹介します。
まず最初に確認すべき3つのこと
ネットが遅い・繋がらないとき、最初にやるべきことは「再起動」…ですが、それだけでは根本的な原因は分かりません。むやみにルーターの電源を抜き差しする前に、以下の3つのポイントを順番にチェックしましょう。
1. モデム・ルーターの接続状態
まずは物理的な接続を確認しましょう。ルーターとモデム(光回線やケーブル回線の機器)がしっかり繋がっているか。LANケーブルが緩んでいたり、抜けかけていることも意外とよくあります。
また、電源アダプタがタコ足配線で電圧不足になっているケースも。可能であれば壁のコンセントから直接給電してみてください。
2. Wi-Fiの電波状況(ルーターの設置場所)
ルーターが「床の上」や「テレビの裏」などに置かれていませんか?Wi-Fiの電波は上下左右に広がるので、なるべく高い場所・障害物の少ない場所に設置するのが鉄則です。
ベストなのは、家の中心に近く、目線の高さに近い棚の上。これだけで驚くほど電波が安定することもあります。
3. スマホやパソコン側の設定や不具合
実はネットが遅いと感じるのは、Wi-Fiではなく“端末側の問題”ということも。たとえば:
- スマホのOSやアプリが古い
- バックグラウンドで自動アップデートが走っている
- セキュリティソフトが重すぎる
一度、他の端末でも同じように遅く感じるかチェックしてみましょう。もし片方だけなら、Wi-Fiではなくその端末側の原因かもしれません。
この3つを確認するだけで、「あ、ここが原因だったのか」とわかるケースも多いです。次の章では、実際にどうやって改善していくか、具体的な方法を紹介します。
自分でできる!ネットトラブルの対処法5選
原因のチェックができたら、次は具体的な「対処法」を実践してみましょう。以下は初心者でも今日からできる、効果の高い5つの方法です。
1. ルーターとモデムの電源を入れ直す
「再起動」はやっぱり基本中の基本。やり方としては、まずモデムとルーターの電源を両方コンセントから抜いて、30秒〜1分待ちます。その後、モデム→ルーターの順で電源を入れ直しましょう。順番を間違えると接続が安定しないことがあるので要注意です。
2. LANケーブルを抜き差しする
有線接続している場合、LANケーブルの接触不良もよくある原因のひとつです。両端を抜き差しして、「カチッ」としっかり接続されていることを確認しましょう。古いケーブルは内部断線の可能性もあるので、予備があれば交換して試すのもアリです。
3. Wi-Fiのチャンネルを変更する
アパートなどの集合住宅では、近隣のWi-Fiとチャンネルが重なって電波干渉が起きていることも。2.4GHz帯のルーターなら、チャンネルを「1・6・11」のいずれかに固定してみるのがおすすめです。設定画面はルーターの管理画面(例:http://192.168.0.1)からアクセスできます。
4. ファームウェアを最新に更新
ルーターの「中のプログラム」であるファームウェアが古いと、不具合やセキュリティの問題が起きることがあります。メーカー公式サイトから最新ファームウェアが出ていないか確認し、あればアップデートを実施してみましょう。
5. 中継機やメッシュWi-Fiの導入を検討
間取りの広い家や、ルーターから離れた部屋での接続に問題がある場合は、「Wi-Fi中継機」や「メッシュWi-Fi」を追加すると一気に解決することもあります。これについては次の章で詳しく紹介します。
ここまでやってみても改善されない場合は、ルーターや回線そのものを見直す時期かもしれません。それでも自分で試してみることで、「どこが問題か」がかなり見えてきますよ!
中継機やメッシュWi-Fiで解決できるケースも
Wi-Fiのトラブル対策を一通り試してみたけれど、「やっぱり離れた部屋だと繋がりにくい…」という場合、それはルーターの電波が物理的に届いていない可能性が高いです。
そんなときに頼れるのが「Wi-Fi中継機」や「メッシュWi-Fi」の導入です。
中継機とは?
中継機は、Wi-Fiルーターとスマホやパソコンの間に立って、電波を中継してくれる機器です。廊下やリビングの端、階段の途中などに設置するだけで、離れた部屋にも電波を届かせることができます。
特に2LDK〜3LDKのアパートで、壁やドアが多い間取りの場合は効果的。子ども部屋のネット環境が改善したという声も多く聞きます。
メッシュWi-Fiって何が違うの?
中継機が「電波を伸ばすだけ」なのに対し、メッシュWi-Fiは家中に複数の親機・子機を設置して、スマホが自動で最適な電波に切り替わる仕組みです。
リビングから寝室へ移動したときも、切断されることなくスムーズに接続が維持されます。家族全員がネットを使う家庭や、広い間取りの住居に最適です。
初心者におすすめの中継機【Amazon紹介】
中継機を初めて導入するなら、コスパと使いやすさで評判のTP-Link WiFi中継機(RE330)がおすすめです。

- Wi-Fi 5対応(最大867Mbps)
- 設定がアプリから簡単
- コンセントに挿すだけ、工事不要
- Amazonで約3,000円前後とお手頃価格
我が家でも導入してみましたが、廊下の中ほどに設置するだけで子ども部屋のネットが劇的に改善。ルーター買い替えよりもずっと安く済みました。
このように、住まいの状況や家族の使い方に合わせて、賢く機器をプラスすることで「家庭内のネットストレス」はぐっと減らせます。
それでもダメなら…通信会社や機器の見直しも
ここまでの対策をやっても「まだネットが不安定」「夜になると激重」…という場合、もう一歩踏み込んで「通信回線」や「ルーター自体」を見直す必要があるかもしれません。
古い契約プランのままでは限界かも
昔契約したままのネット回線、放置していませんか?
たとえば「最大100Mbps」のプランなどは、今や標準の動画すらスムーズに見られないこともあります。特にマンションタイプ(VDSL方式)の場合は、建物全体で回線を共有しているため、夜間に激重になりがちです。
最近では「NURO光」「楽天ひかり」「auひかり」など、1Gbps〜2Gbpsの高速回線が月額3,000円〜4,000円程度で使えるようになっています。乗り換えを検討してみる価値は大いにあります。
5年以上前のルーターは要注意
ルーターも消耗品です。5年を超えると、通信速度・同時接続台数・セキュリティ機能のすべてが現代のニーズに追いついていないことが多いです。
特に「2.4GHzしか使えない」「最大速度300Mbps」などのルーターは、現代のスマホやPCにとってはボトルネックになります。
今買うなら、最低でも「Wi-Fi 5(ac)」以上、できれば「Wi-Fi 6(ax)」対応のルーターを選びましょう。家庭用で人気の高いBUFFALOやTP-Link製品なら、設定も簡単で初心者にもおすすめです。
プロバイダのサポートに相談するのもアリ
「自分で調べても原因がはっきりしない」「なぜか一部のサイトだけ遅い」などのケースは、契約しているプロバイダ(So-net・OCN・楽天など)に連絡してみましょう。
意外と「地域的な障害が起きていた」「ルーターの設定ミス」などが判明することもあります。
自分でできる対策を一通り試したら、いよいよ“プロに任せる”フェーズ。月々の通信費を見直すついでに、より快適な回線環境にアップデートする良い機会かもしれません。
まとめ:家庭のネット環境はパパの出番!
ネットが繋がらない、遅い…。そんな日常のストレス、実はちょっとした知識と工夫で改善できることがたくさんあります。
今回ご紹介した内容をおさらいすると、
- まずは「接続状態」「電波状況」「端末の状態」をチェック
- 次に「ルーター再起動」「ケーブル確認」「チャンネル変更」など基本の対処法
- それでも改善しないなら「中継機」「メッシュWi-Fi」の導入
- 最後は「回線プラン」や「ルーターの買い替え」などの見直し
これだけ知っておけば、業者に頼らなくてもある程度までは自分で対応できます。
何より、ネット環境のトラブルが解消されると、家族全員が快適になります。子どもは学習に集中できるし、奥さんも動画やSNSをストレスなく楽しめる。そして、あなた自身も仕事や趣味に集中できる。「パパ、すごい!」って尊敬されるかもしれません(笑)。
我が家も以前は「ネットが遅い!」と子どもに言われるたびにイライラしていましたが、中継機を導入してから一気に解決。パパの株、ちょっとだけ上がりました。
この記事が、あなたの家庭の「ネット担当パパデビュー」のきっかけになれば嬉しいです。
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それでは、今日からあなたも「家庭内ネットワークのエンジニア」として一歩踏み出しましょう!