「初めてフルサイズのカメラを買いたいけど、α7 IIとα7 IIIって何が違うの?」
そんなふうに感じている方、いませんか?
実は僕自身、40代・年収300万円のアパート暮らしという限られた予算の中で、子どもの運動会や家族旅行の写真を少しでもキレイに残したくて、ミラーレスカメラを探していました。
SNSやYouTubeを見ていると「α7 IIIが神機!」「いや、α7 IIで十分」なんて意見がバラバラで、正直迷いました。でも調べていくうちに、「なるほど、初心者ならこう見ればいいんだな」と思えたんです。
この記事では、カメラ初心者の僕だからこそ気づけた、α7 IIとα7 IIIの違いをわかりやすく紹介していきます。
難しい専門用語は最小限にして、あくまで「子どもをきれいに撮りたい」「家族の思い出を残したい」そんなパパ目線でお伝えしていきます。
α7 IIとα7 IIIの基本スペックを比較してみた
まずは、カタログスペックを一覧にして比較してみましょう。
項目 | α7 II | α7 III |
---|---|---|
発売年 | 2014年 | 2018年 |
センサー | フルサイズCMOS(約2,430万画素) | フルサイズCMOS(約2,420万画素) |
AF測距点 | 117点 | 693点(像面位相差AF) |
連写性能 | 約5コマ/秒 | 約10コマ/秒 |
ISO感度 | 100〜25600 | 100〜51200(拡張204800) |
動画撮影 | フルHDまで | 4K対応 |
バッテリー持続 | 約350枚 | 約710枚 |
メモリーカード | シングルスロット | ダブルスロット |
パッと見では画素数は大差ないですが、AF(オートフォーカス)の進化や連写性能、動画性能、そしてバッテリー持ちなど、実際の使い勝手に関わる部分が大きく進化しているのがα7 III。
α7 IIは今や中古で5万円台から手に入ることもあり、「とりあえずフルサイズを試してみたい!」という人には魅力的です。
ただし、次の章ではもっと具体的に、初心者が気になる5つのポイントで違いを比較していきます。
初心者が気になる5つのポイントで比較
スペック表を見ても「結局、どっちがいいの?」と迷う方も多いはず。
そこでここからは、カメラ初心者の僕が実際に悩んだ5つのポイントにしぼって、α7 IIとα7 IIIを比較していきます。
① オートフォーカス性能の違い
α7 IIはそこそこピントが合うけど、動く被写体に弱い印象があります。
特に子どもが走っている場面や運動会の撮影では、ピントが「迷う」ことが多く、シャッターチャンスを逃しやすいです。
一方、α7 IIIは693点の像面位相差AFを搭載していて、被写体を追従してピタッと合焦してくれます。
初心者でも「撮れてる!」という満足感が得られます。
② バッテリーの持ち
α7 IIの弱点のひとつがバッテリーの持ち。公式には約350枚程度ですが、こまめに電源を切っても一日持つかどうか…。予備バッテリー必須です。
α7 IIIではZバッテリーに刷新され、なんと約2倍の710枚も撮影可能。
旅行やイベントでも安心して撮影に集中できます。
③ 動画性能
α7 IIはフルHD(1920×1080)までの対応。
映像作品として使うにはやや物足りなさが残ります。
対してα7 IIIは4K撮影に対応し、家庭用動画としてもクオリティが高いです。
最近は「子どもの発表会を動画で残したい」と思うパパも多いので、動画を重視するなら断然α7 IIIです。
④ 操作性・ダイヤルの進化
α7 IIは初期の設計なので、操作メニューやボタン配置がやや古め。
初心者が設定を探すのに手間取ることもありました。
α7 IIIでは、カスタムボタンが増えたり、ジョイスティック操作が追加されたことで、使い勝手が大幅に向上。
撮影時のストレスが減り、学びながら成長していける操作性です。
⑤ 中古価格とコスパ
最後に気になるのは「お財布事情」。
α7 IIは中古で5万円台から入手可能で、初めてのフルサイズとしては破格。
ただ、長く使おうとすると性能的に限界があるのも事実です。
一方α7 IIIは中古でも12〜15万円前後と高めですが、性能は今なお現役。
「数年使うつもりなら、初期投資は高くてもα7 IIIのほうが満足度が高い」と感じました。
結局どっちが買いなの? 迷っているあなたへ
ここまで読んでいただいたあなたは、もうお気づきかもしれません。
「安さ重視」で手軽にフルサイズを体験したいならα7 II、
「失敗したくない」「長く使いたい」ならα7 III。
カメラの世界では「高い=正解」ではないですが、家計に限りがあるパパとしては、失敗はなるべく避けたいところ。
α7 IIを選ぶべき人
- とにかく予算が厳しい(5〜6万円以内)
- 子どもやペットなど、動きが激しくない被写体が中心
- 写真中心で、動画はそこまで重視しない
- まずはフルサイズ機に触れてみたいという方
α7 IIIを選ぶべき人
- 今後数年間、買い替えずに使い続けたい
- 動きのある被写体(子ども・運動会など)をしっかり撮りたい
- 4K動画も残したい
- 操作性やバッテリー性能も重視したい
実際、僕も最初は「α7 IIでいいや」と思って中古を探していました。けれど、「どうせなら長く使いたい」「イベントで撮り逃したくない」という思いが強くなって、最終的にはα7 IIIを選びました。
価格差はありますが、それでも「失敗写真が減る=撮り直しが減る」ので、精神的な満足度は高いです。
日常の「いい瞬間」を逃さず残せるのが、α7 IIIの魅力だと実感しています。
とはいえ、どちらも名機です。「撮ってみたい」という気持ちが一番大切。
まずは一歩、踏み出してみませんか?
Amazonでおすすめのミラーレス一眼【初心者向け】
もしこの記事を読んで、「α7 IIIが良さそうだな」と感じた方には、Amazonで購入できるおすすめセットをご紹介します。
▼初心者でも安心して長く使える定番モデルはこちら:
このカメラがおすすめな理由
- 693点の高速オートフォーカスで、動く被写体もバッチリ
- 4K動画撮影対応で、将来的に動画も楽しめる
- 高感度耐性が高く、暗い場所でもブレにくい
- ダブルスロット&長持ちバッテリーでイベントにも強い
レビューを見ても「初心者からプロまで満足できるカメラ」と評価が高く、長く使える1台として選ばれています。
価格はボディ単体で約18万円前後(時期により変動あり)。
決して安くはありませんが、「最初から満足度の高いカメラを選びたい」という方には非常におすすめです。
Amazonでの購入ならポイント還元やセール対象になることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、「まずはもっと手軽に試したい」という方は、中古のα7 IIを検討するのもありです。
ただし、中古は状態の確認やバッテリー劣化に注意してください。
まとめ:あなたにぴったりの1台を選ぼう
この記事では、ソニーのフルサイズミラーレス「α7 II」と「α7 III」の違いを、初心者目線で比べてきました。
もう一度、要点を振り返ってみましょう。
- 価格重視ならα7 II(中古で5〜6万円台)
- 長期的に安心して使いたいならα7 III(中古でも12万円〜)
- AF性能・連写・バッテリー・動画性能はα7 IIIが大きく進化
- 「家族の思い出をしっかり残したい」ならα7 IIIが安心
とはいえ、どちらを選んでも「フルサイズの描写力」は確実に手に入ります。
僕自身、最初はスペックの差がよくわかりませんでした。
でも実際に使ってみると、「撮りたい瞬間にちゃんと撮れる」ことのありがたさを痛感します。
特に子どもが大きくなるのはあっという間。今しか撮れない表情や、家族で出かけた思い出をきれいに残すことが、将来の宝物になると思っています。
最後にもう一度、気になる方はこちらからチェックしてみてください。
また、今後は「おすすめのレンズ選び」や「家族撮影に便利なアクセサリー」なども記事にしていく予定です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたにぴったりの1台が見つかりますように。
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